ボーイズドントクライ

あてのない街 ビルの隙間から

墓場に持って行きたい名盤「QUARTETTO」全曲レビューしました。

お題「NEWS「QUARTETTO」レビュー」

NEWS 7枚目のアルバム「QUARTETTO」リリース誠におめでとうございます!

待ちに待った感は私の中ではそんなになくて、「もうアルバム出るんだ?!」「今年もアルバムが出るんだ(出せるんだ)?!」という感想が第一でした。失礼かもしれないけれど。改めて考えたら、「シリウス」「四銃士」「ANTHEM」「ヒカリノシズク」「Touch」タイアップが5曲もあったんですね。

お粗末ながら、素敵なお題を見つけたので僭越ながらお祝いも兼ねて全曲レヴュー(ロキノン風に書くとこうです)をさせて頂こうと思います!

筆者、アルバムリリース前は上記のようなまったりとした気分だったのですが、久しぶりに「これは名盤だ!!!!」とテンション上がりっぱなしです。ジャニーズファンはもちろんの事、音楽ファン、ジャニーズ(笑)と思っている人達にも是非聴いて欲しい一枚です。

 

四銃士・NEWSが放つ7th Album「QUARTETTO」に、アラサー・アイドルの本気を目撃(み)た!

ロキノン風見出しを付けるならこんな感じでしょうか。

 

1.Theme of "QUARTETTO"

アルバム収録曲がマッシュアップされているのですが、「チュムチュム」の存在感たるや…!!!「うわあ〜〜〜か、かっこい「(∵)ちゅっちゅっちゅ!!!!!!!」

えええええ〜〜〜〜〜〜〜チュムチュム圧倒的存在感!!!!!!各曲の印象的なフレーズが散りばめられていて、全曲聴き終えてから頭に戻って聴いてみて答え合わせをしてみても面白いかもしれません。「ライフ」アルペジオがどうにも美メロでこの時点で私は心を奪われました亀田師匠〜〜〜〜〜〜!!!

 

 2.QUARTETTO

四人で奏でる。四重奏=QUARTETTO!コンセプトから元吹奏楽部の血が騒がない訳が無い!ちなみにサックスパートで、カルテットも組んでいました。ソワソワ。

加藤さんのレビューでも触れられていましたが、「4」という数字の組み合わせ方の面白さが分かる一曲だなあと思います。(この曲に限らず、楽曲に限らず、NEWS自体がそれを体現されていると思いますが)ねえねえ加藤さんに上ハモ当てたスタッフさんはどなたですか??ハム贈りたい。あと、東京ドームで加藤さんの「燃え尽きるまで」担の人〜〜〜〜〜〜〜〜????って聞いたらめっちゃ手挙がりそう。私も漏れなく燃え尽きるまで担です。

※筆者は加藤さん担当です

 

3.ANTHEM

1+1+1+1でも、QUARTETTOとはアプローチの仕方が異なる歌い出し。重厚なハーモニーのQUARTETTO、力強いユニゾンのANTEMって感じでしょうか。クラブワールドカップのテーマソングで沢山の人の耳に触れた曲かと思います。余談ですが筆者はジャニオタに出戻る前はJリーグの追っかけをしていたものでして…不思議な縁を感じますし、サッカーファンの友人からも曲を褒められる事が多くて嬉しかったりします。ちなみに自担はリフティングすら怪しいです(メイキングを見てね!)

あ、あと、「アンセム」って、ロキノンあるあるワードですよね…

 

4.シリウス

泣いた。一発目で泣いた。美しすぎて。

CMで一部分だけ聴いた時から綺麗なメロディーだなあ、早くフルで聴きたいなあと思っていたのですが、やられた、やられたよ!超絶エモい。エモいってNEWSのためにある言葉なんじゃないかな!?(泣)

それから判明した頭サビの上ハモ。全国のテゴシゲ担の皆さん生きてますか!?私は瀕死です。コンサートでは2人が向かい合ってハモるんでしょうか。強く生きましょう。

「このまま時を止め 夢のままいられたら」叶わない恋のうたですが、ジャニオタ的にも刺さるフレーズ。この曲のエモさは随所に感じる「刹那性」なんじゃないでしょうか。一瞬一瞬が輝いて見える感覚。

こんな美メロで泣かせてくるんですが、サビで爽やかに歌われる「ミス・スレンダ」に涙引っ込んだよ、商品名かよ!商売根性!とずっこけそうに。天界の美女(叶わぬ恋のお相手)かなんかの名前に思えてきた、スレンダ…

 

5.Touch

加藤さんのレビューで「洋楽ライク」と触れられていたのですが。正にその通り!!!「洋楽っぽい」とJ-POPや邦楽ロック(このフレーズ、恥ずかしい)を褒めるのはナンセンスと思っているのですが、それでも敢えて洋楽ライク!と褒めちぎりたい。ジャニーズファンじゃなくても音楽好きには何かしら引っ掛かると思う一曲。

増田さんの歌い出しが全てを体現していて、ふわふわ、淡く、柔らかく、アイドル誌で言うならWU。って感じ、こういうシングル待ってた!!!と声を大にして叫びたいくらい。それからNEWSくんがリア恋を爆発させるCMにも見事にマッチしていて最高でした。

【ニッセン】touch n,

ぜひNEWSくんのリア恋にTouchしてみてください。可愛いね?加藤さんもね!!!!!!!!!!!

 

6.NEWSKOOL

ネガティブな意見から申し上げると、タイトルの時点で、「メンバー紹介」と聴いて、不安と不安と不安しか過らなかったワタクシ。正直「メンバー紹介ラップとかオワ○ン…」くらい思っていまして…てへへ…だってださいじゃないすか…(と、言いつつHey!Say!JUMPのコンサートの「Viva 9's Soul」で超はしゃいでC&Rしてました)

そんな杞憂も吹き飛ばす最高に「KOOL」な一曲でした!!!!!!完敗&乾杯!!!!!!最高!

この曲への昂りは、ぜひ加藤さんのクラウドをご確認頂きたい。ご本人が一番楽しまれてますから。これをアイドルがやっちゃうんだから凄い、用意して下さった製作陣のセンス、感動しかない。軽快なピアノから始まるイントロ、それとゴリゴリの低音がめちゃくちゃ好き!代官山UNITで22時くらいにモヒート片手に踊り狂いたいこの曲で!(モヒート飲めません)

この曲のテイスト、昔大好きで追いかけていたバンドっぽさあるなあ…と少し懐かしくなりました。


FRONTIER BACKYARD "Putting on BGMs"

PVのテイストはTouchっぽいのがまた。田上修太郎さんやチャーベさんがいつかNEWSくんの楽曲に携わってくれますように(言霊!)

 

7.四銃士

分かりやすく、このアルバムの柱になる一曲。曲順もちょうど真ん中くらいで、どっしりと構えてくれています。正直…この曲も実はリリース当初は(元吹奏楽部のくせに)ピンと来ていませんでした。それでも、QUARTETTOというタイトルを知った時に「この曲が確実に引き金だな」と思いましたから。実際にアルバムを構成する一曲として聴いてみたときのこの曲の求心力!に感動しました。コンサートではどう再現されるんでしょうか。「一番イケメンなのは西本さん」説に私も同意です。

ちなみにサックスはオーケストラに入れませんので、オケには十数年前からコンプレックスを感じています(泣)

 

8.Wonder

レーザーを!!!!!!!!!!!!レーザーをくださあい!!!!!!!!!!!

金なら出す。レーザーをガンガン効かせてガシガシ踊って下さい!!!テゴ→シゲの挑発的な歌い方も最高。悪ぶって毒を利かせた手越さんの「じゃない」、自分の色気分かってんだろこの野郎!な加藤さんの「じゃない」の歌い方、それぞれたまらなく好きです。

あと、手越さんが途中で「抱、か、せ、て〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」って叫び出しそうな曲だな、と思いました。

 

9.ライフ

TV誌で「編曲は亀田誠治さん」と知った日から聴くのを心待ちにしておりました。聴いた瞬間から亀田誠治!頭からお尻までしっかり亀田大先生!!!好き!!!!!

それからブックレットのクレジット欄を確認して叫びました、ドラム玉田豊夢さん〜〜〜〜〜〜!!!!!!;;;;;;;;嬉しすぎる〜〜〜〜!!!!!!!!ねえねえしげちゃんも嬉しかったよね?????;;;;;

「願いは未だ あの日のまま」の増田さんソロの伸びやかさ。大好き。超増田さん。ここしかない!っていう所にここしかないメンバーを当て嵌める製作陣の緻密な計算も随所に感じられます。緻密な計算かもしれないし、導かれているのかもしれません(ポエム)

 

10.チュムチュム

エイヤーエイヤーエイヤーアーアーアー!!!!!!!!!!!!!!!!

このお題でこの曲のレビューする方、だいたいこうしたくなると思う、こうせざるを得ないと思う。ライフが最後の最後まで亀田節でエモとキュンが止まらなくてと思っていたらこれだよ!!!!!!唐突にガンジス!!!!!チュム!!!!

全力でふざけたくなるのですが、この曲が有るのと無いのとじゃ、アルバム全体の面白さや深みやえぐみ(それがいい味になる)が全然違ってくるだろうなあ、と思いました。ほら、スパイスって大事じゃないですか…イ、インドだけにね…

私は忘れません、6月11日White tour(映像化おめでとうございます!)東京ドーム公演のアンコールを…水道橋が一瞬にしてインドになったあの瞬間を…

 

11.Departure

前述の数曲(Touch、NEWSKOOLあたりが特に)が「いやーーっ、音楽好きもぜひ!絶対ひっかかるよ!」とレコメンドしたくなる曲だとしたら、この曲はど真ん中アイドル!むしろこの煌めきは女子ドルっぽい…

初めて聴いたとき、歌詞を先に読んでしまっていたのですがドキっ、としました。「戻りたい過去(ばしょ)など どこにもないから」過去との決別。この曲はひたすらに前向きに出発を祝い、背中を押し、正にバレーユニ!といったような応援歌だと思うのですが、ふいに見せた過去の存在に、ハッとしました。しかもそのフレーズを歌っていたのが、増田さんだったのですから。(10000字インタビューなどでも、度々6人時代のことを大事にされている印象だったので)いやもう、それに心を奪われたらこの曲もひたすらエモいです(泣)

「あの空にTake off 果てまでいこう 願い掲げて」「そう自分の扉 あけられるのはこの世に自分(きみ)しかいない」

こやしげエモいーーーーーーーーーーーっ!!!!!!エモいよおおおおーーーーーーーーー!!!!!!!

こう、今までのNEWSだったら大サビ前はテゴマスのソロ、のイメージだったのを覆すコヤシゲのソロ!何か急に進学塾のCMソングみたい!!猛烈に叫びたくなりました。「2人になってもNEWSやろうぜ」と誓い合った2人が歌うんですから、そりゃエモいよね。

 

12.ヒカリノシズク

曲順が発表されたとき、この曲が本編の締めと知って「ああなんか、スッキリ締まりそうだなあ」と思った事を覚えています。しっくり来たと言うか。自担が自ユニに持ってきてくれた曲なわけで、思い入れも勿論強いのですが、こういった「寄り添う系」の曲も似合うグループになったんだなあ…としみじみします。

加藤さんを担当し始めたのが2014年4月からなのですが、その数ヶ月後から「アンドレス」の掲載が始まり、「傘蟻」に収録?されている短編を追ってきたのですが、短編集となり、映像化となり、このような形で実を結んだ事が本当に、感慨深いです。親か。

 

以上、本編12曲でした〜。NEWSくんの成長や躍進を感じさせる事も勿論ですが、彼らを取り巻く大人たち、製作陣の皆様の努力や愛情をひしひしを感じました。特に、「適材適所」という言葉の通りですが、その楽曲が一番求めている歌を表現できるメンバーを配置している感じ、が伝わってきました。(もちろんそれを裏付けしているのは彼らの歌唱力やアウトプットの能力だと思います)計画的に進められてきたプロジェクトなんだなあと感じるのとともに、彼らが本当に本当に愛されているんだなあと思いました。

それから、加藤さんご本人によるどのはてなブログよりも熱量が半端じゃないレビューが読めるのはジャニーズウェブだけです!是非!(ダイレクトマーケティング)

 

▼:LIS'N

えっ・・・・!??????ますださん担の皆さん、、、これ聴き終えて、生きてますか・・・!????

とりあえず歌詞カードから分かる情報量の多さに圧倒されたと思ったら耳からマスダ様に犯される(言葉が悪くてすいません)この感じ!!!アコギ+日本語ラップをアイドルがやっちゃうのも最高!!!あと隙間が効いてる曲ですよね、このスッカスカな感じも大好き、それを埋められる増田さんの表現力!

 

■:愛のエレジー

やっぱり別れていた。

多分皆さんそう思いましたよね。「やっぱり別れてた」って。小山さんの失恋シリーズ何作目っすか…(泣)小山さん幸せになって…(泣)他担ですらこんなに幸せを願ってしまう(週末)アイドル小山さん…

これまた、ロメオに続き日テレのお仕事に影響が出ないですかと不安になるような演出が期待される曲ですよね…!

あと、途中からずっと脳内で秋山大河がバックで踊ってた。めっちゃ踊ってた。今年もMADEくんバックについてくれるかな〜!(単独クリエ、おめでとうございます!)

 

●:星の王子さま

はいはい、オシャクソアーバン野郎〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!す、好きだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もう、加藤さんのソロについては信頼しかないです。彼のサブカル(笑)な部分に惹かれて担当になった訳ではないのですが、こういったアウトプットが得意で、なおかつ分かりやすくファンに示してくれる存在はなかなか希有じゃないかなと。彼のソロ曲は、「その時期好きだったテイスト」が分かりやすく反映されるので、年齢を重ねるごとにその変遷を楽しんで「嗚呼同世代…」と思ったりするのですが。

脱線しすぎました。名作のタイトルを借り、彼なりのフィルターを通し再構築して音楽という形で提供するとこうなりますよ、と。原作は幼い頃に実家で読んだ記憶が有るのですが…失念してしまった部分が殆どなのがお恥ずかしいです。この曲に関しては知性あふれる(そんなイメージです)加藤さん担当の皆様の分析や見解を読んでみたい!です!

前作「ESCORT」もそうですが、加藤さんの最近のオシャクソアーバンな雰囲気が昔好きだった「HARVARD」というバンドの空気感に近いなあ、と感じております。


HARVARD 「a chance meeting」

 

♥:Encore

また別れてる!!!!!!!!!

こやてごの別れてるシリーズ!!!今回もまたピアノ弾き語りをしてくれるんでしょうか。

シンプルになればなるほど手越さんの歌の力が引き立ちますよね。ひたすら優しくて力強い歌声。NEWSの楽曲では「俺が引っ張るんだ!」という気合いを十分に感じるのと一変、等身大の手越さんが伝わってくる感じ、好きです。

ソロ曲の並び順もまた粋ですね。アンコール、で〆。

 

以上、16曲〜〜〜〜!!!!!な、長かった!

ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました♡

少しでも「聴いてみようかな」なんて思って頂けたら幸いです。墓場に持って行きたい一枚がまた、増えました。コンサートも楽しみです!